New Relicのアラートのコンポーネント構成
- アラート条件(Alert Condition)に定義した条件違反が検出されると、Incidentが作成される
- Incidentは、Alert Policyの設定にしたがってグルーピングされ、Issueとなる
- IssueがWorkflowをトリガーして、実際にユーザーへの通知が行われる
アラート条件の集計結果
- シグナル
- 集計結果は、シグナルと呼ばれるデータセットとして記録される
- FACETで複数対象の監視を行っている場合、監視対象ごとにシグナルが作成される
- 集計結果は、シグナルと呼ばれるデータセットとして記録される
- Incident
- シグナルの値と、アラート条件の閾値が比較評価され、条件を満たす場合にはIncidentが作成される
- 集計処理
- 収集データ(シグナル)の格納処理、アラートパイプライン処理(フィルタリング、データ集計、評価)は並行して行われる
集計方法の選択
データ転送の特徴によって、適切な集計方法を選択することで有用な結果を得られる。
Event Flow
データが一定間隔で確実に到着し、タイムラグが少ない場合に選択
Event Timer
- データのタイムスタンプと集計時点との間にタイムラグがある場合
- 例えば、ログメッセージなど、エラー時にのみ発生するようなデータ、またはバッチ処理で取得するメトリクスのような場合が適している
参考URL
- アラート条件を正しく設定するための詳細ガイド | New Relic
- New Relicのアラート作成で時間を指定する設定5つについて解説してみる | mediba Creator × Engineer Blog
- NRQLリファレンス | New Relic Documentation
- JavaScriptのテンプレートエンジンHandlebars入門 #JavaScript - Qiita
- Notification messageの変数埋め込み文字列の記法が、Handlebars