ページ駆動開発
HTMLで作成されたUIモックベースに開発を進める手法。Seasar2で使う開発手法。
テーブル設計、Dotengを使ってDaoの自動生成、Pageクラスの作成を行い、処理を作っていく。
ページ駆動開発の手順
- UIモックを作成し、ユーザーレビュー
- 入出力項目の洗い出し、テーブル設計
- Doltengを用い、EntityとDaoを作成
- HTMLの入出力項目のタグのidにテーブル名のカラムを記述
- HTMLのボタンのタグのidに処理メソッド名を記述
- Doltengを用い、JavaのPageクラスを自動生成
- ユーザー要件に合わせて、ロジックを記述
1,2の詳細は省きます。3〜6について詳細を以下に記載します。
3. Doltengを用い、EntityとDaoを作成
EntityとDaoの名称
Entity:テーブル名 例) emp
Dao:テーブル名 + Dao 例) empDao
4. HTMLの入出力項目のタグのidにテーブル名のカラムを記述
テーブルカラム名とPageクラスのフィールドを紐付ける
<input text="text" id="empName"/> <span id="empName">SCOTT</span>
emp_nameというテーブルカラム名の場合、empNameのようにキャメルケースでidに記述する。
5. HTMLのボタンのタグのidに処理メソッド名を記述
idへ処理用メソッド名を設定し、画面遷移を実現する。
<input type="submit" id="go〜"/>
idへ設定する処理名
内容を引き継ぐのみ:go + 画面名
入力チェックなしに遷移:jump + 画面名
何らかの処理を行う:do + 処理名
6. Doltengを用い、JavaのPageクラスを自動生成
DoktebgはHTMLとDBのメタ情報を用いてPageクラスを自動生成する。
Pageクラス
プロパティー:HTMLの入出力項目はid値をプロパティー名とする。
型はデフォルト、String。変更可能で。DBカラム型から自動設定も可能。
メソッド:id値がdoから始まっているものをメソッドとして作成する。
画面初期表示時に一度だけ呼ばれるメソッド initialize()、画面再表示時に呼ばれるメソッド prerender()はHTMLへの記述なしで自動生成される
※ jumpXxxやgoXxxはTeedaが自動的に処理するため、メソッドは作成されない。
ユーザー要件に合わせて、ロジックを記述
initialze()、prerender()、do〜のメソッドに要件に合わせたロジックを記述して、完成。