プロジェクトマネジメントで出てくる用語の備忘録として記載してみます。
QCD
プロジェクト管理の3要素とも呼ばれており、Quality(品質)、Cost(原価)、Delivery(納期)という3つのゴールを定め、その目標に向かってプロジェクトをコントロールするというもの
上記ゴールを目指すだけではなかなか上手くいかない。
これを解決するプロジェクトの過程を管理する手法をまとめたのが、PMBOK
PMBOK
PMBOK(Project Management Body of Knowledge)とは、プロジェクトマネジメントに関するノウハウや手法を体系立ててまとめたもの
プロジェクトを管理するための管理対象、プロセスの段階、INOUT情報、開発効率化ツールについての幹となる情報が体系的にまとめれらている知識体系です。管理対象漏れをなくしつつ、今どの段階まで進んでいるか、それを円滑に進めるために各段階で何を優先して動くかなどが重要になってくると思います。
PMBOK自体の詳細な使い方があるわけではないので、抜け漏れなく管理対象を把握するという意味で使える気がしました。
10の知識エリア
QCDの3つ以外の要素として以下の管理する対象を明らかにしている。
「スコープ管理」、「要員管理」、「コミュニケーション管理」、「リスク管理」、「調達管理」、「ステークホルダー管理」 プラス全体管理として、「統合管理」が存在する。
5つのプロセス
プロジェクトの最初から最後までの流れを「立ち上げ」、「計画」、「実行」、「監視・管理」、「終結」という5つのプロセスに分割したもの
プロジェクトフロー。流れの中で、管理対象を管理しつつ、ゴールへ導く。
3つのパート
インプット情報、成果物、それを効率的に生み出すためのツールや開発手法
「入力」、「ツールと実践技法」、「出力」という3つのパートに分かれています。