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Routing Tableの設定や使い方

VPN設定などで上手く接続できない場合に、明示的にルート設定する場合に
Routing Tableの設定を行ったりします。

開発者にはあまり馴染みがないですね。。

ドメインからIPアドレスを取得する

nslookupでIPを取得する
(nslookupはDNSをlookupするという意味でつけられたコマンドかな。。)

$ nslookup example.com

Server:     127.0.0.1
Address:    127.0.0.1#51

Non-authoritative answer:
Name:  example.com
Address: 93.184.216.34

同じようなコマンドで「dig」が存在する。こちらでも確認可能。

$ dig example.com
 
;; ANSWER SECTION:
example.com. 16 IN  A   127.0.0.1
example.com. 16 IN  A   127.0.0.3

記載IPは適当な数値。。

Routing Tableは2種類ある

ルーティングの作成方法は以下の二つがあります。

  • スタティックルーティング
    • 管理者が設定する方法。障害時は手動で設定変更が必要で煩雑になりがち。通信量は減らせる。
  • ダイナミックルーティング
    • ルーター同士が経路情報を交換し合って、動的に作成する方法。障害があっても経路自動更新が可能。だだし通信が絶えず発生する

Routing Table(スタティック)の設定

IP ルーティングテーブルを表示するには、ip route コマンドを使用する。

$ ip route
default via 192.168.122.1 dev ens9  proto static  metric 1024
192.168.122.0/24 dev ens9  proto kernel  scope link  src 192.168.122.107
192.168.122.0/24 dev enp1s0  proto kernel  scope link  src 192.168.122.126

静的ルートをホストアドレス、つまり 1 つの IP アドレスに追加するには、以下のコマンドを実行する。

$ ip route add -net 192.0.2.1 via 10.0.0.1

割り当てた静的ルートを削除する場合は以下コマンドを実行する。

$ ip route del 192.0.2.1

以下に注意してください。Red hatLinuxでの設定になります。

ip route を使用してルーティングテーブルに行った変更は、システムを再起動すると元に戻ります。静的ルートを永続的に設定するには、そのインターフェースの /etc/sysconfig/network-scripts/ ディレクトリーに route-interface ファイルを作成して、そこに設定できます。

4.4. ip コマンドでの静的ルートの設定 Red Hat Enterprise Linux 7 | Red Hat Customer Portal